top of page
  • 執筆者の写真Makiko Kaiser

コロナショック

更新日:2020年3月17日

コロナウイルスCOVID-19 の件で、色々と心配の尽きない今日この頃です。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。


本来なら通訳業界は今くらいは春の繁忙期のはずなのですが

普通だったら来るはずのお仕事新規ご依頼も来ないし、

既存の案件はキャンセル続出だしで、ついに3月のスケジュールは空白になりました。

通訳さんは皆さんそんな感じみたいですね。


なので、学校がしまっても幸か不幸か私は問題なかったはずですが、うちの子は保育園。

自主的に休ませるかどうか毎日悶々としています。

子供にとっては教育を受ける機会なので・・・。


正直、春節のインバウンド需要がどうこう言ってないで

とっとと中国からの旅行者は入国禁止にすべきだったと思いますし

ダイアモンドプリンセスの下船後の日本人を無罪放免で勝手に帰らせちゃいけなかったと思いますが

今さらそんなこと言っても仕方ない。


3月さえ終われば回復するという話でもないだろうし、

もしかしたら東京オリンピック・パラリンピックは無観客どころではないかも。


WikipediaによるとSARS(これもコロナウイルスの一種だったみたいです)の時は

8ヶ月かかったそうなので(2002年11月発生〜2003年7月初旬に封じ込め宣言)、

非常に残念ながら、中止も十分あり得ると思います。


緊急事態宣言の出ちゃった北海道でやるはずのマラソン・競歩なんて・・・ねえ?

プロ野球とかと違って、国内にいる人間だけでやるんじゃないんだから、、


で、自分は今月の売上は限りなくゼロに近いだろうなと予想したところで

じゃあどうするかという話ですが、

社内通訳に戻る人もいるらしいですね。


でも、各国が日本に対する警戒レベルを引き上げたら(現状見ると引き上げると思います)

駐在員はその前に引き上げるはず or 政府チャーター機とかで一斉にいなくなるはずなので、

結局通訳の仕事はないだろうと思います。


忘れもしない2011年の東日本大震災の時は、私は社内通訳でした。

ドイツ系のメーカーにいたのですが

ドイツ人その他外国人が風のように去っていったのが、結構衝撃的でした。

昨日まで一緒に働いていたのに!と。


まあ、彼らにしてみれば地震も恐ろしいし、

原発事故なんてチェルノブイリを思い出したら、帰る以外の選択肢はないですよね。


そんなわけで311の後は自宅待機のあと、社内失業していました。

何してたかな? 急ぎじゃない翻訳とかしていたのかもしれませんね。


今時、一箇所に人が集まらなくてもオンラインで会議なんて出来るし

通訳を遠隔で行う仕組みも実際あるようです(RSIと呼ばれてます)。

でも現状すごく産業界に普及しているわけではないですよね。

機会があればぜひやってみたいです。


今回はIRの大きなカンファレンスもキャンセルになったと聞きますが

投資家と事業会社が話すのなんて、電話でいくらでもできそうだし

実際に終日自宅や証券会社のオフィスからコールインの案件もやったことありますが、

カンファレンスがなくなったぶんの電話会議のオーダーが入ってきたって話は聞かないです。

私が聞かないだけですかね?? みんなほんとは受けてるの?


(ただし「来日した方が効率がいいのだ!」と力説する投資家さんに

お供したこともあります。その方のおっしゃることもごもっともでした。

何と言っても、時差がありますからねえ。

対面で話すことのメリットって他のコンテクストでもよく聞くので、

世の中の会議が全部オンラインにはならないでしょうね。)


だらだら書き連ねましたが

せっかく通訳案件がないなら、逆にいいチャンスだと思って、何か新しいこと勉強してみようかな。

あるいは全然違う仕事を本業が回復するまでやってみるのも視野が広がって面白いかな、と思っています。


例えば、今興味を持っているのは整理収納アドバイザーの資格の勉強とか、インテリアの勉強とか。

あるいは塾の先生とか。(学生時代バイトで塾講師や家庭教師をしていたので)

学童保育が人手不足なら、何かお手伝いとか。


もっと通訳に近いところでは、TESOLの勉強してみるのもいいかもしれませんね。

経営者・CXOの通訳もしてきたので、

それを生かしてビジネス感覚のある英語チューターになるっていうのも、

これまで多少思い描いてきたところです。

心理学学んでおくのもいいかも。


別に通訳やめるつもりは無いですが、プラスアルファがあったらいいかな。


パラレルキャリアは常々できたらいいなと思っているので、

インテリアの仕事ができるかはわかりませんが、

実は家の中チョコチョコこだわってることがあって、

インテリアブログくらいは書いてみるかもしれないですね。別アカウントで。


でもCOVID-19早くおさまってほしい! 

そして通訳業界復調してほしいです。通訳が好き!



おまけ

トイレットペーパー棚、空っぽになってました。

家にいるならトイレットペーパーの代用品になるものはたくさんあるし、

そんなに焦らなくても大丈夫ですよ、みなさん!

いざとなったらお風呂でお尻洗っちゃいましょうよ!





閲覧数:39回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ワーママの悩み

英語通訳翻訳カイザー真紀子です。 2歳と6歳の子供を育てています。 今日はワーキングマザーとして 最近ちょっと悩んでいることを書いてもいいですか。 いいですよ(一人二役) 悩んでるってほどでもないんですが… やはり家庭と仕事のバランスは常に悩みどころです。 通訳になりたくてなったわけなので お仕事はできるだけやりたい。 でも一方で、どういうお仕事を受けたら、 家庭にどういう影響があるのかも、考える

bottom of page