JACI(日本会議通訳者協会)さんの主催で、
InterpreteXという日本のRSI(遠隔同時通訳)システムのデモが行われたので、参加しました。(5月14日)
イベントリンクはこちら
オンラインセミナー、最高!
やはり遠隔の通訳テクノロジーは通訳者の期待値が高く、
参加者も多かったし、質問もたくさん出ていました。
(私もいくつか質問させていただきました!)
デモを拝見したところ、
通訳者同士のハンドオーバーも非常にスムーズに行えそうですし、
通訳音声もクリアですし、チャット機能は便利そうだし、
非常に良いな!と思いました。
既存のRSIである Interprefy は
使用機材(マイク・イヤホンなど)に制約があると聞きましたが、
それもなさそうでしたし、手軽に使えそうです。
先日zoomの通訳機能も体験させてもらいましたが、
通訳機能だけ見たらInterpreteXの方が良さそうです。
名前からして通訳用にできているInterpreteXに対し、
zoomは通訳機能をメインに開発してないだろうから、仕方ないのですが。
今コロナなので、
メインの会議を行っているシステム(チームズとかWebExとか)とは別立てで
パナガイドのリプレースみたいな感じで使われるのが多そうではありますが、
もしメインの会議もInterpreteXで行われるのであれば、
一つのシステムで完結するので、通訳者はすごく使いやすそうです。
通訳音声も良かったので、これからパナガイドを買おうとしている会社は
もう全部InterpreteXでいいんでは?と思わされました。
従量課金ですが、受信機何台必要かなとか、
紛失しないかなとか、考えなくて良くなります。
セキュリティを心配する人はいると思います。
でも、正直、パナガイドもそんなにセキュアじゃないです。
リモートで通訳するばあい、通訳者の最初の課題は、ハードウエアですね。
パソコンは2台持ってた方がいいし、
2台のPCを両方とも有線でつなげるようにしておいた方が良さそうです。
ちょっと初期投資がいるところですが、価値ある投資かもしれません。
インターネットのスピード等も考えて、
自分側のITインフラを構築しておく必要があるので
やはりある程度のITリテラシーも必要です。
ま、普通にスマホ・PCが使える人は問題ないかと!
新しい可能性が広がってきそうでワクワクしました。
楽しいセッションをどうもありがとうございました!
Comments