ご訪問ありがとうございます。
英語通訳翻訳カイザー真紀子です。
1月半ば某日。
いつものように
・オンライン
・同時通訳二名体制
・teams 2回線(メイン会議回線と、片方向同時通訳訳出用回線)
という案件を仰せつかり
会議30分前に指定されたリンクから
オンラインタイマー「Chronograph」にアクセスしました。
※以前Chronographについて書いた記事はこちら
ところが、読み込めない!
「サーバーが応答しません」というメッセージがブラウザに表示されます。
パートナーも同じ状況。
刻々と迫る会議開始時間、さあどうする通訳者!? 大ピンチ!
…というほどピンチな案件では実はなく、
慌てず騒がずパートナー通訳者さんと話をしまして、
「PC時計を見ながら15分刻みで交代する」という手法を採用しました。
やり方は次のとおりです。
例えば13時00分から会議が始まったとしますよね。
①通訳者Aが訳出開始
②13時15分になったら通訳回線に「お願いします」等と口頭で交代の合図を出す
③それを聞いた通訳者Bが自分のマイクをONにして訳出開始
④13時30分になったら通訳回線に「お願いします」等と口頭で交代の合図を出す
⑤それを聞いた通訳者Aが自分のマイクをオンにして訳出開始
⑥13時45分になったら… 以下繰り返し
お客さんが聞いている通訳訳出用の回線に
訳出以外の発言をすることになりますので
お客さんに許可はいただきました。
このやり方をすべての社内会議で採用している企業様もあります。
PC時計を使う仕事が増えてきたとおっしゃるベテラン通訳さんもおられました。
コロナ前、訳出以外のコミュニケーションは
すべてメモ用紙やジェスチャーで行っていた通訳者にとって
ちょっとしたパラダイム・シフトではありますが
実は多少のノイズ(おねがいしまーす等)は
お客様はそんなに気にしていないのかもしれませんね。
今回の障害で、他人のリソースに頼ることのリスクが
明らかになりました。
ところで、ホントのホントに声を出して交代できない案件だったら
Chronographに代わるものはなにかあるのでしょうか。
通訳界隈で、「cockoo」というオンラインタイマーがあると聞きました。
早速開いてみると、青い画面で、カウントダウンのみの対応のようでした。
タイマーが終わったときに音がなるのが気になりますが、ミュートにできるのかしら。。
(リアル現場でキッチンタイマーで測るときは、みなさんミュートにしてましたもんね。。)
終了音に目をつぶれば、通訳の交代用には使えそうな気がしました。
こんど必要があったらトライしてみたいと思います。
それと、「ポモドーロ」というのも耳にしましたが、これは交代用には不向きかも…?
一応情報として記載しておきます。
さて話は全然違いますが、
我が子たちの保育園も、ついにコロナの洗礼を浴び
感染者が出て休園となりました。今は再開していますが、
ダンナと二人、子守のシフト組んで対応するの、辛かったです。。
よそのご家庭も、
・夫婦で交代で休みを取る、
・在宅ワークと子守を無理やり両立する
・祖父母に応援を頼む
など苦労して乗り切っていたようです。
子の年齢等にもよりますが、在宅ワークと家庭保育は両立しないことが
一昨年の第一回緊急事態宣言のとき社会的に立証されたと思っているのですが
またその無茶振りに逆戻り、、、ため息しかでない日々を過ごしました。
うわさによると感染者が出ても休園しない園もあるそうで(ホントかいな)
我が園の素早く的確な対応にはとても感謝しています。
コロナ、これだけ広がれば
時間の問題でいつかは感染する気がします。
無症状なだけで、もう感染してたりして。
パンデミック、早く収束してほしいですよね!
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