• Makiko Kaiser

どういう案件をやりたいか

最終更新: 2020年3月17日


秋の繁忙期に入りましたね。同業の通訳さん、エージェントの皆さん、12月半ばまで頑張りましょう。よろしくお願いします。

さてエージェントさんと面談をすると必ず聞かれる質問の一つに、「どういう案件をやりたいですか」というのがあります。繁忙期を前にじっくり考えてみました。(そして繁忙期前に記事にできませんでした・・・)

1、まずこれまでやってきた中から、どんなのが好きだったか。

・B to Cが好きです。日経流通新聞に載っているような話題が好きです。元消費財メーカー社内通訳です。

・マーケティング、広告なども好きです。元広告代理店社内通翻訳です。

・IT。これはどの分野よりたくさんやってきました。元CIO付き社内通訳です。一番案件数こなしているのはITだと思います。最近ITカンパニーのエグゼクティブ同行が多いので、こりゃしっかり勉強しないといけないなあと思っています。ちなみにキャリアの一番最初は半導体メーカーのデータシート翻訳でした。

・企業の戦略やら方向性やら、本社系の話題も面白いなと思います。

・IR。統合型リゾートではなくて、Investor Relations 投資家対応の方です。投資家の皆さんがピシパシと切り込む感じ、割と嫌いじゃないです。ただし労働条件が悪い(1日7コマとか)ことが多いのが玉に瑕。

2、では次に自分の個人的な興味関心はどの辺にあるのか。

・まず、一人の主婦・母親・個人としての私の興味関心なんて、広い世の中の動きに比べたら見えないくらいちっぽけなものです。自分の興味のあることだけにフォーカスしていたら通訳の仕事なんてできないです。そもそも仕事なんて好きなことばっかりやっていられるわけがない、仕事ならなんでもやります、よっぽど無理だと思わない限り。というのが大前提にあります。

・その上で自分の趣味嗜好ですが、まず登山が好きです。一人で赤岳とか白馬岳とか、それなりに名のある山に登ってました。世界山登り大会とかあったらアサインして欲しいです。アウトドアグッズメーカーのお仕事とかあったら、ぜひください。以前ハイキング服の案件が入りそうだったのにキャンセルになってすごく悲しかったです。

・母親なので、もちろん子育てに興味があります。子供のために何がいいのか、学びたいです。

・家事全般そんなに嫌いな方ではないです。その中ではインテリアとか、家の中を使いやすく整えていくとかは好きですね。ミニマリストにはなりきれないですが、方向性としては共感できます。断捨離の通訳案件なんてありますかね?あったらやりたいですね。家具も好きだし壁紙も好きです。今、絨毯に興味があります。

・マーケティング。これは今まで稼働してきた分野とかぶりますが、今大学生だったらマーケターになりたかったです。しかしそもそも通訳だったからマーケティングに触れられたのですが。

・パフォーミングアーツ全般。一番好きなのはミュージカルですが、ストレートプレイもいいし、歌舞伎も面白いし、落語も大好きです。音楽も好きです。昔フルートを習っていたし、コーラス部で歌も歌ってました。器楽より声楽が好きですね。通訳になったくらいですから、やっぱり言葉が付いているのがポイントだと思います。

・着物。すごく好きです。が、日常の中でそんなに着る機会があるわけでもないし、着付けも習ったけれど妊娠出産を経て忘却の彼方。いつか外国の人に着付けてあげるとか、着物の柄の説明をするとか、そういうのやってみたいです。親戚の子に着せてあげたら喜ばれたので。

・漢方、鍼灸、東洋医学関係。患者として鍼灸には色々な症状で大変お世話になりました。漢方的な考え方も、自分には合っているような気がします。

・ファッション。トレンドも変わりますが、年齢が上がって似合うものも変わってきたと思うので、人並みにファッションには関心があります。そんなにオシャレな人じゃないですが。

・二拠点生活。山が好きなので、日本アルプスを一望できるところで暮らしてみたいという淡い夢があります。東京一極集中の通訳者に二拠点生活はできるのか?わかりませんが、言うだけならタダですからね。リタイアしてから元気なうちに部屋を借りるとかならできそうかな?あるいは通訳のオフシーズンだけなら現役通訳でもできそうですね。家族がいなければ。

・通訳になったくらいなので、もちろん英語だけでなくて語学全般に興味があります。時間がかかるのですすみませんが、少しづつでもかじっていけたらいいですね。

・オーストラリア。主人がオージーですが、私はオーストラリアに住んだ経験はなく、旅行するとかしてオーストラリアのこともっと知りたいです。

3、ここまで分野のことを言ってきましたが、では仕事なのでどう言う労働条件は何を求めているか、と言いますと…

・朝出かけて夕方終わる案件。子供が小さいので、夜遅いとか宿泊を伴うとかは遠慮しています。馴染みのお客さんで指名だったら家族とすり合わせて実現可能性を探りますが、私でなくても良さそうなのはお断りしています。出張、独身の頃は嫌いじゃなかったです。

・同様の理由で、家からコールイン案件は大歓迎です。在宅勤務最高。あんまり多くないけれど増えたらいいな。

・レートは高い方が望ましいです。もちろん。収入の意味でもそうですが、通訳フォーラムで、「レートが安いと雑に扱われる」と言う趣旨のことを言ってらした通訳さんがいて、全く同感でした。逆に言うと、精進して高いレートで使っていただけるような通訳になるべしと言うことですね。

・レートといえば、リーガルは敬遠する人が多いからレートが高いって聞いたので、挑戦したいです。そのように思っていたら偶然リーガルっぽい案件が入ってきて、チャンスだと思ってやってみたら面白かったので、またやりたいです。

4、まとめ

色々書きましたが、通訳は仕事なので、いただける案件は、よっぽど無理だと思わない限り、あるいはよっぽど条件が悪くない限り、なんでもやります。みなさんどうぞよろしくお願いします。


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新型コロナが始まって1年以上経ちました。 個人的には二度目の妊娠出産がありました。 通訳界隈では、オンラインの利用が普及しました。 1年ちょっとまえは、 同じ部屋で2本のマイクを同時にONにしたらハウリングする、という事実も 通訳者の常識ではありませんでした。今はみんな知ってますよね。 オンライン会議に自宅から入るのもすっかり慣れました。 リモートワーク、私は大好きです! 「通訳を提供する」という

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