アナウンスレッスンを受け始めて、先生に教えていただいた声のトレーニングをしております。 私のレベルではもちろん華麗なる早口言葉などでは決してなく(笑)、知らない人から見たら意味不明な、スーハー呼吸する練習や、ひたすら「あーーーーーーーー」というのなどをやっています(そして子供に「うるさーい!」と叫ばれております。笑) アナウンサーや俳優など、声を使う仕事の人がきっとやっているであろう、声作りをしているのだと思います。しつこいようですが、同じ喋る仕事の割に通訳業界ではこういうのをやっている人はめったにいないと思います。通訳学校でも習わない。 私は十代の頃コーラス部に入っていました。フルートも習っていました。音楽を学ぶと必ず音階練習や、管楽器の場合「ロングトーン」と言う、ひたすら音を伸ばして揺れたりぶれたりしないよう、一定に保つキツい訓練がありますが、それと似ていると思います。非常に懐かしい感覚がします。 運動は登山以外ろくにできませんが、スポーツで言うところの千本ノック的な感じです。 ああ、こういうの知らないまま12年も通訳してしまった、と思いますが、今後はより疲れにくい、聞きやすい声にして行こうと思っています。 かなり腹筋を使うので、産後なかなか消えないお腹のお肉に効くかも?という下心もありつつ、来たる繁忙期に少しでも役に立ったら嬉しいです。きちんと喋ろうと思うと、母国語でさえものすごく難しいですが、先生のお声がさすがプロ、大変聞きやすく美しいので触発されています。