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  • 執筆者の写真Makiko Kaiser

新年度雑感(主にEテレ)

更新日:2020年3月17日


4月といえば新年度。

通訳者の期がわりは年末なので(確定申告が1〜12月ベースのため)自分の業務上はあまり実感はありませんが、そのほかで今年は色々「新しくなったな!」と思うことがありました。

まず、子供が進級しました。

家庭のことなので詳述は避けますが、学年が変わると持ち物も心構えも色々変化もあるものですね。これが進学となると、まあ結構なインパクトだろうと思われます。

それからEテレ!

「おかあさんといっしょ」の「体操のお兄さん」と「パントのお姉さん」が交代すると聞いたのは秋だったか、年末だったか。(蛇足ですが、このニュースを聞くまで「りさおねえさん」は「体操のお姉さん」なんだと信じていました。結構そういう人いたんじゃないかな?)

体操のお兄さんといえば「おかあさんといっしょ」の大トリの体操の主役。「よしお兄さん」の踊る「ブンバボン」は子育て世帯の心と体に染み込んでいたものと思われます。もちろん私も一通り躍れます。

それが変わるということで、3月末、私だけでなく主人も「ブンバボン終了まであと何日」とカウントダウンするモードに入ってしまいました。そこまでブンバボンが好きだったとは自分でも知らなかったと思うくらい。最終日には新キャスト「まことお兄さん」と「あずきおねさん」の紹介のあと、紙吹雪が舞う中「よしお兄さん」「りさおねえさん」のアップで最後の最後のブンバボンを締めくくる中、画面の前の私は惜別の涙がポロポロ。ブンバボンを見せながらギャン泣きする子供をなだめたり、オムツ替えをしたりした、いわば子育ての戦友との別れに、しばしブンバボンロスに陥りました。笑

しかしそこはEテレ。

すかさず始まった新しい体操「カラダダンダンダン」もキャッチーで面白く、早速脳内BGMを支配されております。

今度は「体操のお兄さん」とパントではなく「体操のおねえさん」で、冒頭の登場シーンでお兄さんが前にいることありますが、おねえさんが前に出ていることもあって、常に男性がどーんとセンターにいるのではないのが、新しい時代に配慮しているなという感じがしました。遅すぎると思うけれど。

「おかあさんといっしょ」にばかり集中していたら、実は「いないいないばあ」の「ゆきちゃん」も、「みぃつけた!」のスイちゃんも交代、「シャキーン」のモモエちゃんとメイちゃんも交代。合わせてテーマソングやらスタジオのセットやらも新しくなって、4月1週目は、これも変わったの!と思うことの連続で、追いつくのに大変な春の始まりでした。

Eテレといえば、「日本語であそぼ」が豪華キャストですごいんですよね。こちらはあまりちゃんとチェックしていないけれど、大きなリニューアルはなさそうです。美輪明宏とか、元小錦のコニちゃんとか、伝統芸能のスターが信じられないくらいたくさん出ています。こんな番組他にないです。

自分が子供の頃は質の高い子供番組が民放もやってた気がするのですが、今はNHK Eテレが一社独占状態で頑張っています。

あとニュースキャスターも変わりましたよね。

自分が妊婦だった時のファッションがどれだけひどかったかよく覚えている私は、NHKニュースセブンの鈴木奈穂子アナウンサーのお腹がどんどん大きくなるのに日替わりの美しいお衣装で登場されるのを見るたび、さすが東京キー局、プロのスタイリストってすごいなと思って感心していましたが(NHKだって当然スタイリストがついて衣装の調達をしてるんですよね?まさか全部私服じゃないですよね?メイクもセルフじゃなくてプロがしているんですよね??)、3月最後の放送日のご本人のコメントにうるっときました。他のアナウンサーが「4月からはX時のXXXという番組を担当します」などのコメントをする中、「またいつかどこかの時間帯で出演するのを楽しみにしています」という趣旨の挨拶でした。かなり予定日が近いだろうに、大きなお腹で周囲に心配されても、年度末ギリギリまで踏ん張りたかったんだろうな、もちろん子供が生まれるのは喜ばしいけど、一方でキャリアが中断することへの歯がゆさも存分に感じているのだろうなと、自分のことを重ねあ合わせて思わずにはいられませんでした。

そんなこんなで新年度の変化に若干情緒を乱されつつ、新年度も2週間過ぎました。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。


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