top of page
  • 執筆者の写真Makiko Kaiser

新しい言葉


いうまでもないことですが、

言葉って生き物みたいに環境によって使われ方も違うし、

ある業界のみ・ある職場のみで通用する用語というのも、結構あります。

(通訳者は毎度そういう類の言葉はできるだけ予習していこうとしています)

この間、通訳している真っ最中に出会った言葉でインパクトがあったのは

「スクールカースト」という日本語の新語でした。

生徒児童の間の序列を「スクールカースト」と表現しているそうで、

人気のある子・可愛い子・格好良い子・スポーツのできる子などを頂点とするのだそうです。

確かにそういう現象は自分の子供時代を思い返しても厳然と存在したし、

いつの時代もそうなのでしょうけれども、それをよりによって「カースト」と呼ぶとは・・・。

その時マイクを握っていた(=通訳していた)のは私だったのですが、

愕然としつつ同時通訳しましたね。なお英語はそのままschool casteとしました。

日本語の新語だと、「ワンチャン」が比較的最近知った言葉です。

一回チャンスがある=ワンチャンス=ワンチャンということらしいですが、

いかにも日本語的な発想からなる言葉の組み立てで、インパクトがありました。

英語だとa chanceという方が多そうな気がします。多分。

どちらも若者言葉と思われ、アンテナ張っておかないとと思いました。

私が10代の頃の新語は「チョベリバ」「チョベリグ」などありました。

もう誰も使わないですよね。


閲覧数:34回0件のコメント

最新記事

すべて表示

英語通訳翻訳カイザー真紀子です。 2歳と6歳の子供を育てています。 今日はワーキングマザーとして 最近ちょっと悩んでいることを書いてもいいですか。 いいですよ(一人二役) 悩んでるってほどでもないんですが… やはり家庭と仕事のバランスは常に悩みどころです。 通訳になりたくてなったわけなので お仕事はできるだけやりたい。 でも一方で、どういうお仕事を受けたら、 家庭にどういう影響があるのかも、考える

更新空いてしまいました! 英語通訳翻訳カイザー真紀子です。 ブログを書かなかった間も通訳や翻訳のお仕事はやらせていただいてました! ほかにもちょっと忙しかったんですよね。 通訳翻訳以外にもうひとつ、 高校の時からやってみたかった勉強・仕事があり、 その勉強をしていた、というのがひとつ。 半年ほど某講座を受講していたのがおわり、 もうすぐ資格試験があるので、 それに向けてガリ勉しないといけないね…と

こんにちは。英語通訳翻訳カイザー真紀子です。 先週ですが翻訳担当記事が公開になりました。 ウォール街の豪華福利厚生や大幅賃上げは過去のもの。買い手市場化する労働市場とリストラに怯える若手銀行員たち https://www.businessinsider.jp/post-255238 この記事を訳していた時間は、ちょー庶民のわたしが最も投資銀行に近づいた瞬間と言えます。 あ、投資家の通訳とか結構して

bottom of page