EJ Expertさん主催のオンラインセミナーに参加しました。
講師は有名な関谷英里子さんです。
こちらのイベント↓
通訳者であることは知っていましたが、
私にとっては色々と英語本を書いていらっしゃる、
NHK英語講座の先生という認識の方が強かったです。
Amazonで検索してみたら訳書も含めて17冊ほど出てきました。
私が興味があったのは、
通訳者からどうやって通訳以外の仕事(英語教育、執筆)に
移行した(あるいは追加した)のか?
ということで、事前に質問を送らせてもらって、講座の中でお答えいただけたました。
それで分かったのが、
関谷さんはそもそも通訳サイドから出発したのではなかったことです。
商社やコスメブランドのプロダクトマネージャーという立派な職歴があった上で、
通訳エージェントを起業して通訳に転職されたそうでした。
つまり通訳のユーザー側だったわけで、ニーズが分かっているという意味で
なるほどそれは確かに通訳する上でも強いだろうなと思いました。
(私は学生時代のバイトを除き、通訳翻訳以外の仕事をやったがなく、
一度通訳を使う経験はしてみたいと思いつつ、
英語日本語の通訳の私が通訳を使うというのはそれ以外の言語になるわけで、
いまだそのチャンスはなくて果たせていません。
あえて英語の通じないところへ旅行して、通訳を雇ってみられたら
すごくプラスだろうと思います)
たくさんご本を出して成功していらっしゃる関谷さんでも、
出版社を見つけるまでには苦労したし、最初の本は売れなかったとか。
数年にわたる努力とあとやはりタイミングなどもあって、
現在の地位を築かれたんだなというところがよくわかりました。
あともちろんスタンフォードのビジネススクールを卒業されたり、
通訳エージェントを経営されていたり、
単なる1プレイヤーではないバイタリティと着眼点は純粋にすごいなあと思います。
具体的に自分ですぐ真似できそうだからしようと思ったのは、
会議の冒頭「ニコッと笑う」ことと、白いジャケットを着るといいということ。
つまり
・第一印象でつかみをよくしましょう、
・ダークスーツのお客さんの中で明るい雰囲気をまといましょう
ということだと思いますが、
心がけたらできそうなので、できるだけ実践しようと思います。
冬物の白ジャケットは持ってないので、新調するか、
ただ白ければいいってものでもないと思うので
同じ目的が手持ちの服で達成できるのかを検討したいと思います。
服装って難しくて、
赤いインナーを着ていてクレームがついたという事例を先日聞きました。
私自身はやっぱり通訳は黒が無難かなと思って、
黒っぽい服を着ていくことが割合的には多いですが、
時と場合による部分も大いにあると思います。
どれくらいなら黒くなくていいのか、個人的に模索しているところでした。
あとアウトプット前提でインプットすることの重要性も語っていらして、
これは色々なところで聞くので、アウトプットを念頭に置いていこうと思いました。
(もちろんブログで拙いながら感想を書いているのも、アウトプットの一貫です!)
全体として今回のセミナーで学んだことを一言でまとめるなら、
通訳だからといって通訳的発想だけにとらわれていてはいけない。
と思いました。
EJ Expertさん、関谷英里子さん、貴重な機会をありがとうございました。
次回も是非楽しみにしています。
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