英語通訳翻訳カイザー真紀子です。
2歳と6歳の子供を育てています。
今日はワーキングマザーとして
最近ちょっと悩んでいることを書いてもいいですか。
いいですよ(一人二役)
悩んでるってほどでもないんですが…
やはり家庭と仕事のバランスは常に悩みどころです。
通訳になりたくてなったわけなので
お仕事はできるだけやりたい。
でも一方で、どういうお仕事を受けたら、
家庭にどういう影響があるのかも、考える必要があります。
モヤモヤ書いていますが、
つまり子供ができてから(あまり)お受けしなくなった条件のお仕事というのがあるわけです。
例① 拘束時間が長すぎる案件。例えばIRのカンファレンス
IRカンファレンスというのは
証券会社が主催して、ホテルの客室に事業会社を割り当て、
そこに投資家が訪問しに行くというスタイルの大きなイベントです。
株式を発行している企業と、それに投資する投資家を引き合わせる、
お見合いみたいなものかと思われます。
海外の機関投資家も来日するので、通訳者も大量に稼働しています。
ウワサによると1日7コマ等のびっくりな量を訳す方もいるらしいのですが
私は凡人なので、1日5コマくらいまででお願いしたいと思ってます。
(注 1コマは50分から60分。証券会社によります)
このようなIRカンファレンス、第一子が生まれてからも何回かは頑張って入ったのですが
集合時間が都内ホテルに7時半等と早く、終了時間も18時にはなるので、
拘束時間が長くてですね…
人が足りないところ数コマだけとかでよければ、喜んで入るのですが、
私だけ時短というわけには行かないのが、こういうお仕事です。
様々なことが上手くいかなくなり、ツラくなってお受けしなくなりました。
→というところから、下の子が2歳になったので
そろそろフルで一週間とかではなく二日位等なら、
少し入っても大丈夫かな、どうかな〜。と思っています。
(ただ依頼する側にとっては、一週間通して入れる人の方が使いやすいので、部分的に入れてくれるかは別)
拘束時間が長すぎるというのがライフスタイルと折り合わない理由なので
物理的に出かけていかないといけないお仕事で場所が遠いと、
お断りしてしまったこともありました。。
例えば物流倉庫(概して遠い)、幕張メッセ(遠い)などです。
母乳やりながらの時とか、つらかった。。
例②宿泊を伴う出張
出張は嫌いではありませんでしたが、やはり子供ができてから、やらなくなりました。
宿泊案件は受けませんと言っているので、声すら掛からなくなりました。
→これはしばらくこのまま、宿泊案件はしない形で行く必要があるかなと思ってます。
出張でも日帰りなら、やります。去年は九州弾丸日帰りをしました。
例③在宅案件で、子供が家にいる時間帯(20時開始等)のお仕事
以前は子供と夫に外に行ってもらったり、
私が自宅外でやったりして成立していたこともあるのですが、
最近、諸条件が整わなくなりました。
子供が発する騒音の管理ができないので、基本的には難しいです。2歳児がいますので…
→2人とも物のわかる歳にならないと、難しいと思います。
それか私が外でオンライン会議できる場所を見つけるか、ですかね。
そのほか子供の体調が悪く看病のためにお断りしたお仕事、
子供の園や学校の都合でお断りしたお仕事、
子供から私が風邪をもらってしまってお断りしたお仕事、
そもそも妊娠も、着床した瞬間に、具合が悪くなる体質のため
降板させてもらったお仕事もありました。
あんまり考えないようにしていたけれど、ものすごく悔しくて、
今書いてたら涙出てきました。
もちろん、私がやらかしてしまったお仕事もありました。
いろいろなことがありましたが、来年、フルタイムのフリーランスになって10周年です。
同じように小さい子供を育てている通訳さんでも、海外出張に行かれる方もいますし
一方で終日案件は入れないとおっしゃる方もいますし、人それぞれだとは思います。
バリバリやっておられる方のお話を見聞すると焦りも感じますが
これからも試行錯誤しながら行くんだろうな。という呟きでした。
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